資格勉強(色彩系)
このページでは以下の内容を記載しています。
- 各資格の特徴と勉強法
色彩検定2級
カラーコーディネーター2級
- 合格を経て
各資格の特徴と勉強法
色彩検定2級
資格の特徴
色彩検定は1級、2級、3級があります。
難易度的には難しく感じることはなく、3級はかなり優しいです。
私は2級から受験しましたが、飛び級してもわからないと感じたことは特にありませんでした。
2級の試験問題は穴埋めと選択肢形式です。
料金は少し高いですが、刺激が欲しい方は受験してみてはいかがでしょうか?
試験は受けずとも、教科書だけ購入するというのもありだと思いますよ。
勉強法
勉強は色彩検定の公式テキストと問題集を数周しました。
水彩画を始めて間もないころだったため興味がある内容が強く、スッと知識が入ってきた印象があります。
配色や表色系など、色に関する情報収集やデザインをするとき、必須の知識が満載です。
趣味にも、生活にも生かせているので、個人的に勉強してよかったと感じています。
気になる方は書店で参考書だけでも読んでみてはいかがでしょうか?
カラーコーディネーター2級
資格の特徴
カラーコーディネーターは1級、2級、3級がありました。
2020年にアドバンスクラスとスタンダードクラスに分かれたので、参考程度にお読みください。
難易度的には色彩検定2級≒カラーコーディネーター3級だったかな?
書店で練習問題をみて、色彩検定2級を持っていたこともあり、カラーコーディネーターは2級に挑戦しました。
試験問題は穴抜きで選択肢形式(マークシート)。
合格率は55±5%だったかな?もう覚えてません(笑)。
この資格は配色、混色といった趣味に関するものより専門よりです。
例えば視覚効果(こういう時に色は黄色っぽくなるとか)、測色(色をどうやって測定するか)、歴史(昔は何が流行ってて、どんな画材を使った絵があったか)、工業デザイン(こんなデザインが流行ったとか)などです。
趣味として、というより教養としての資格だったと考えています。
勉強法
この資格は参考書を何周も解くことで合格しました。
笑い話ですが実習期間(しかも病院実習)と試験勉強期間が重なっていたため、少し苦労した記憶があります。
勉強期間は3週間ほど、実習後に課題をして、そこから資格の勉強といった感じでした。
勉強時間は1日2時間くらいでした。
色彩検定の内容と重複している部分があるため、そこは飛ばして勉強しました。
試験は少し緊張しましたが、教科書的なものの穴抜きであったため、定義やキーワードを押さえておけば十分対応できました。
この記事を読んで、ご興味のある方はカラーコーディネーターのホームページの例題や、お近くの書店で内容をご確認ください。
合格を経て
さて、この二つの試験の合格してなにが変わったのでしょうか?
私は仕事上必要な資格ではなかったわけですが、以下の二点の変化を実感しています。
・ホームページや写真、風景、絵画など静的なものを見たとき、分析するようになった。
・水彩画を描くときの色のチョイスに生かすことができた
私自身がこれらの合格を通じて得たものは、デザインを分析する尺度でした。
プロの画家の絵を見て、また、さまざまなクリエイター、デザイナーの作品を見て、何がすごくて何が素晴らしいのかを考える。
そんな習慣が身についたと考えています。
同時に私の創作活動においても、ここはこのニュアンスでこういう印象を与えたいからこれで、ここはこの色のほうがバランスがいいよな、など得られた知識を反映することができています。
薬剤師の業務に生かすことといえば、薬袋にこっちの蛍光ペンで引いたほうが見やすいかな、くらいでしたが、、もともと薬剤師業務に活用するつもりはあまりなかったので深くは考えないようにしましょう!(笑)
いずれにせよ、この勉強を通じて視野や価値観を広げることができたと感じています。
ぜひ皆さんも挑戦してみてくださいね!