マスキング
マスキング
光の表現がしたい!
葉っぱの葉脈を正確に表現したい!
そんなあなたにマスキング。
この技法ではマスキング液が必須になりますので、お持ちでない方はぜひご購入ください。
値段は1000円以内でご購入できます。
やり方
1.完成形で白抜きしたい部位にマスキング液を塗り、乾かす
どうなってもよい安価な(使い捨てでもよいような)筆を使ってマスキング液を塗ります。
マスキング液は中性洗剤で固まる前に洗えば落ちますが、かなり筆が痛むので専用の筆を用意してください。
塗った直後は固まっていないため上記のような青みの強い灰色をしてますが、固まると黒くなってきます。
固まったかどうかは指で触って確認してください。
2.乾いたら絵具を上から塗る
写真のように黒くなったらマスキングが乾いた合図。
上からがっつり、使いたい色を塗ってください。
俺色に染め上げましょう。
3.マスキング部位をはがす
絵の具が乾いたら専用ラバーを使ってマスキング部位をはがしていきます。
ぺりぺりぺり、、
きれいにはがせたら終了です。
右の写真のように塗った部位が白抜きできます。
マスキング液の種類
マスキング液には2種類あります。
1つはリムーバブルタイプ(塗った部位が固まって後からはがせるタイプ)と永久タイプ(塗った場所に半永久的に絵具が乗らないタイプ)です。
前者は私の使うような灰色タイプと青色タイプなどあるため、ご自身の好みでご購入いただければと思います。
後者は後からはがせないため完全に白抜きになりますが、絵具と混ぜることで表現できる幅が増えます。
詳しくはウィンザーアンドニュートンのホームページをご覧ください。
マスキングが使いこなせるようになれば白の表現がぐっとやりやすくなるかと思います!
私は風景画の光を描くときに重宝しています。
ぜひマスキングもお試しくださいね!